JANコードとは
JAN(Japanese Article Number)コードとは、商品などに表示されているバーコードのことで、我が国の共通商品コードとして流通情報システムの重要な基盤となっています。
JANコードは国際的にはEANコードと呼ばれ、国際的な共通商品コードとなっております。現在JANコードの利用は、POSシステムをはじめ、受発注システム、棚卸、在庫管理システムに利用されており、さらに公共料金等の支払システムへ利用拡大しております。
JANコードを登録できる企業とは
JANコードは原則としてブランド所有者が申請し、自らの商品に付番することになっております。従って、卸売業や小売業の段階で付番することはできません。ただし、卸売業や小売業がオリジナルブランドやプライベートブランドの商品を持っている場合には卸売業や小売業もブランド所有者になりますので、申請することができます。
OEM製造など商品のブランドは別の会社であり、製造の受託をしている場合のみの企業はJAN企業コードの申請対象にはなりません。また、ブランドがない商品の場合は、商品を主体的に販売する事業者が行います。
新規申請手続き
- 新規にJANコードを申請される場合は商工会又は商工会議所にて「JAN企業(メーカー)コード利用の手引)」(定価1,200円(税込))をご購入ください。※「JAN企業(メーカー)コード利用の手引」末巻に登録申請書が同封されており、JANコードの申請には必ずご購入が必要になります。
- 登録申請書に必要事項を記入し、登録申請書の下についている郵便振替用紙で郵便局から登録申請料をお振込みください。
- 登録申請書の裏面に、払込金受領書のコピーを張り、各地の商工会又は商工会議所の窓口に提出してください。
- 約2週間後「JAN企業(メーカー)コード登録通知書」が届きます。
「JAN企業(メーカー)コード登録通知書」には、申請会社に付番されたJAN企業(メーカー)コードが記入されています。
9桁のJAN企業(メーカー)コードが通知されます。ただし、アイテム数が5万以上の申請の場合は、7桁のJAN企業(メーカー)コードが通知されます。
(標準タイプ13桁の場合)JAN企業(メーカー)コードのはじめの「45」は国コードです。日本では当初「49」の国コードのみで運用していましたが、JAN企業コードの急速な普及により、新たに「45」の国コードを取得しました。
更新手続き
JAN企業(メーカー)コードの有効期限は、初回登録した翌月1日より起算して3年間です。
更新のJAN企業(メーカー)コードの有効期限は、所定の更新手続きをとることにより有効期限より3年間貸与されます。
以後3年単位で更新の申請が必要になります。
登録管理会社
財団法人 流通システム開発センター
〒107-0052 東京都港区赤坂7-3-37 プラース・カナダ3階
TEL:03-5414-8511